東の小京都!栃木県・足利の旅|旅人:井門宗之

2019-12-12

井門「東京を離れる取材は今回の栃木が最後だねぇ。」

 

橋本「そうですねぇ。」

 

井門「ごめんね、カメラ映えしないおじさんで。」

 

佐々木「しょうがないですよ!
もうキキタビのスタッフなんておじさん、おばさんしかいないんだから!」

 

井門「東の小京都なんて言われる足利をさぁ…。」

 

橋本「??」

 

井門「最初から最後までおじさんしか映らないんだよぉ。」

 

河合「大丈夫です!取材先も全部男性なので、ずっとおじさんですよ♪」

 

井門「でも、おじさん最高の笑顔で旅するからね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は2019年最後の東京を離れる旅であります。
*来週もあるから来週の旅が本当の本当の最後ね。
僕らが向かったのは栃木県足利市。
今年は自然災害が本当に多い年でしたね。
ここ栃木県足利市も今年の台風19号により甚大な被害を受けました。
そんな足利市で改めて魅力的な場所を巡ろうと、
そして聴いてくださったリスナーさんに足を運んで頂こうと、そんな旅です。

 

 

 

河合「井門さん、お酒が好きだから知ってるかもしれませんが、
足利にはココ・ファーム・ワイナリーって場所があって。」

 

井門「知ってますよ~!僕がよく行くバルにもそこのワインが置いてあったなぁ。」

 

河合「まず最初はココ・ファーム・ワイナリーです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

足利市の市街地を走り、山の方へとハンドルを切ると突然現れる急斜面。
ここがココ・ファーム・ワイナリーの葡萄畑であります。

 

 

 

 

 

 

 

 

井門「あぁ、やっぱり台風の影響で山崩れが起きている場所があるね…。」

 

佐々木「これだけ急斜面ですからね…。でも随分片づけられてますね。」

 

 

 

この急斜面に作られた葡萄畑は1950年代に特殊学級の中学生達と、
担任であった川田昇さんによって開墾されたものです。
その葡萄畑の麓にこころみ学園が作られたのが1969年。
ここで育てられた葡萄でワインづくりが始まったのが1984年です。
それから35年…。いまここで作られたワインは、
国際線のファーストクラスやサミットの夕食会で使用されるにまで成長を遂げました。

 

 

 

井門「僕はまだここのワインを飲んだ事がないんだよなぁ。」

 

河合「今日は試飲も待ってますからね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

葡萄畑を見上げる場所にあるココ・ファーム・ワイナリー。
ショップとレストランが併設され、
白を基調にしたウッドデッキはまるでヨーロッパの様な雰囲気。
僕らはここで取締役の池上峻さんにお話しを伺いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

井門「目の前の葡萄畑はこころみ学園の園生さんがお世話をしているんですよね?」

 

池上「はい、川田昇がここを作って以来ずっと、
この葡萄畑のお世話はこころみ学園の園生が行っています。
見て頂いて分かるようにこの葡萄畑は急斜面に作られました。
最大斜度は38度にもなりますから、上から見下ろすと本当に急です。
でもここの葡萄は機械を使わずに園生の手作業で育てられています。
この急斜面の上り下りだけでも大変な重労働なのですが、
でもそのお陰で例えばオムツをしなければいけなかった園生が、
オムツをしなくても良くなったり、作業があるお陰でハツラツとしていたり、
皆さん元気に作業しているんですよ!」

 

 

 

葡萄を育てるといってもその工程は沢山あって、
その中でも一番大変なのは「袋かけ」と呼ばれる作業だそうな。
読んで字の如く、葡萄にひとつひとつ袋がけをしていく作業なのだけど…。

 

 

 

池上「ひと夏で15万枚、袋かけをします(笑)
1日5000枚のペースでも1ヶ月かかりますね。」

 

 

 

途方もない作業量だけど、園生の皆さんにとってなくてはならない活動。
何故なら『仕事がある、あてにされる』事こそ障害を抱えた皆さんにとって大切な事だから。
葡萄を狙う鳥を追い払い、斜面いっぱいに植えられた4種類の葡萄を育て、
収獲し、ワインにしていく。常にやる事がある状態というのが良いのだと。
そしてここで育てられた葡萄は、ココ・ファーム・ワイナリーでワインとなるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

井門「皆さんにとっても天塩にかけた葡萄で出来たワインですから、
その想いもひとしおでしょうね!」

 

池上「そうなんです(笑)ですからショップでワインを買ったお客さんに、
“そのワインの葡萄は俺が育てたんだ!”って誇らしげにいう園生もいるんです。」

 

 

 

ココ・ファーム・ワイナリーには営業スタッフがいないのだと言います。
だから“そっと売る”のだとか(笑)

 

 

 

池上「営業して売りに行くというスタイルは福祉の精神にも合わない気がしまして。
ですから有り難いことに皆さんの口コミで広がっていっているんです。」

 

 

 

口コミで広がってサミットの夕食会で使用されたり、
国際線のファーストクラスで使用されたり…本当に凄いことなのです。
僕らは池上さんのご案内でココ・ファーム・ワイナリーを見学させて頂きました。
タンクルームには1つ8500リットルも入るワインタンクが!

 

 

 

池上「このタンク一つでワインが1万本出来ます。
一生ワインを飲み続ける事が出来ますよ(笑)」

 

 

 

 

 

 

 

 

池上「そしてこの貯蔵蔵が面白いんです。」

 

井門「山をくり抜いて作られていますね。。。」

 

池上「ここの創業者の川田昇がシャンパーニュ地方に行った時、
そのワインの貯蔵法に感銘を受けてまして。
帰ってきてすぐにショベルカーで山に穴を開けたんですよ(笑)」

 

井門「ご・豪快な方だったんですね(笑)」

 

池上「えぇ、なんでもまず“こころみる”が信条でしたから。」

 

井門「あぁ、だから“こころみ学園”なんですね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貯蔵庫の中は小さなトンネルの様になっていた。
中はぼうっと明かりが灯されなんとも幻想的な雰囲気。
そこにはいくつものワイン樽が並び、樽の中で熟成を進ませている。
樽の詮を開けると、そこから聞こえる魔法の音。
お酒が神様の力を借りてその旨味を高めている最中なのだ。
そんな神々しい場所にはワイナリーを賛美する詩が掛けられていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

西欧の盲目の修道士がたまたま再発酵したワインを飲んで、それが美味しかった。
まさにこれがシャンパンが発見された瞬間だったという。
シャンパンを発見したのが障害を持つ修道士というのも、
ここへと続くワインの物語の序章としてはぴったりではありませんか。

 

 

 

井門「池上さん、この見学コースのゴールはテイスティングなんですよね?」

 

池上「ショップにテイスティングカウンターがありますので、
そちらで5種類のテイスティングを行って頂きます。」

 

井門「(大空に向かって)飲みたいなぁ~!!
…はっ、すみません、心の声がだだ漏れになりました…(笑)」

 

池上「大丈夫です(笑)では行きましょうか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

神様がもたらしたワインが並ぶ店内。
その奇跡の様な光景は酒バカの心をくすぐってやまない…。
まるで砂漠を飲まず食わずで5日間歩いたかの様にカウンターに吸い寄せられた僕は、
次から次へと並ぶ5本のワインの味見をさせてもらうことに。

 

池上「飲んで頂くのは、
“北ののぼ”“月を待つ”“こころぜ”“第二楽章”“陽はまた昇る”の5種類です。」

 

井門「どれもネーミングが素敵ですねぇ…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

目の前で次々と試飲する酒バカを羨ましそうに眺めるハンドルキーパーゴルちゃん。
美味しそうに飲んでるのがおじさんだから、あまり映えないなぁ…と思ってる河合さん。
共に酒バカであり、撮影を終えて早く呑みたいと息まく橋本君。
それぞれの思惑が渦巻くテイスティングカウンターに響くのは、
“旨い…”というおじさんの溜め息。

 

 

 

 

 

 

 

 

台風19号の影響でこころみ学園の葡萄畑も被害を受けました。
幸いなことに収獲後だったので葡萄の被害はそれほどでもなかったそうですが、
それでも園生が大切に育てた葡萄の木が何本もダメになってしまったのは事実。

 

 

 

池上「台風はありましたけど、ここのワインは買い控えしないでくださいね(笑)
小さなワイナリーですけど、皆さんに支えて頂ければと思います!」

 

 

 

池上さんは物凄く熱く、そして優しい方で。
こころみ学園のことやワインのことを真摯に僕らに教えてくださいました。
そんな素敵な話を聞いて、ワインを買って帰らないわけ無いじゃないですか!(笑)
KIKI-TABI一行はインタビューを終えると売店へ直行。
たっぷり悩んでそれぞれのワインをお土産に購入しました。
因みに僕は“風のエチュード”と“農民ロッソ”の2種類。
どちらもとてもふくよかで、そして物語のある素晴らしいワインでした。
池上さん、本当に素敵な時間と美味しいワインを有り難うございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

素敵なワインを頂いた一行は足利の町をぶらりすることに。
足利市の中心部にはなんと国宝の鑁阿寺というお寺があります。
なんと創建は鎌倉時代であの足利一門のお寺であり、元々は足利氏の邸宅でありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

井門「とんでもない大きさの銀杏の樹があるね!」

 

ゴル「樹齢600年ですって!」

 

井門「なんと市の天然記念物なんだ!!」

 

ゴル「これで雨が降っていなければねぇ。」

 

井門「本当にねぇ…。」

 

河合「(遠くから)なんか言いました~~!?」

 

井門「そう言えばお腹が空いてきたねぇ。」

 

ゴル「そうですねぇ。」

 

河合「そうくると思った!
実はこちらの境内に足利市B級グルメを堪能出来る場所があって。
そこで我々もお昼にしませんか!?」

 

井門「おお!いいですねぇ!国宝のお寺でB級グルメかぁ。
うん、まさにグルメのダイバーシティーだ。」

 

ゴル「出た!い・も・が・し・ら~!キャッキャッキャッ」

 

 

 

 

 

 

 

 

最近僕とゴルちゃんの間で流行っている孤独のグルメごっこを済ませた後は、
境内にございます大日茶屋さんで足利B級グルメをば。

 

 

 

 

 

 

 

 

代表の岩原暁康さんに運んで頂いたのが…。

 

岩原「足利シュウマイと、
ポテト入り焼きそばです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

井門「これは普通のシュウマイとは違うんですか?」

 

岩原「はい、玉ねぎと片栗粉で出来てまして、そこにラードを使ってます。
これにソースをかけて食べるのが足利流なんです。」

 

井門「このポテト入り焼きそばもソース焼きそばですよね?
そう言えば前に栃木市をロケした時もジャガイモ入り焼きそばがあったなぁ。」

 

岩原「あちらは茹でるかフライのジャガイモで、足利市のは蒸かしたジャガイモなんです。
子供のお腹が満たされる様にジャガイモが入れられたとも言われています。」

 

井門「お値段もお安いですもんね、焼きそばが380円でシュウマイが2個で160円。
では早速、イッタダッキマース!」

 

 

 

 

 

 

 

 

すこし辛めのソースが玉ねぎ風味のシュウマイに合う!
そしてポテト入り焼きそばのなんとも素朴な味わい。
子供の頃の夕暮れ時、お腹が空いて食べた駄菓子を思い出させるような…。
なんともノスタルジーな気持ちにさせてくれるB級グルメでした。
岩原さん、有り難うございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

河合「井門さん、足利市と言えば??」

 

井門「そりゃあれですよ、足利学校でしょう?」

 

 

 

という訳で井門念願の史跡 足利学校へ行ってまいりましたー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらをご案内頂いたのは事務所所長の大澤伸啓さん
いやぁ、歴史の教科書に必ず出てくる足利学校の見ごたえたるや…。
日本最古の学校にして多くの麒麟児たちが通った場所。

 

 

 

 

 

 

 

 

大沢「戦国時代になると大名がエリートを通わせたりもしたそうです。
そうして学ばせて、自分のところの軍師にしたとか。」

 

井門「かなり優秀な人材が集まっていたのでしょうね。」

 

大沢「ここで学んでいたのは儒学です。
ですから孔子廟があるんですよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

大沢「足利学校には国宝の書籍が70冊以上あるんですよ!」

 

井門「展示物にもそんな事が書かれていますが、
こちらに並んでいる書物も…??」

 

大沢「こちらに展示してあるのは写本です(笑)
やはり紙ですので、本物は大切に保管してあるんですよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

学校の生徒と先生の繋がりを示す『字降松』も面白かったなぁ。
足利学校の学生と言えど分からない漢字は出てきます。
その漢字を書いて、庭の松の木に吊るしておくと翌日には先生が仮名を振ってくれている。
そうしてその漢字の読みや意味を覚えていったんだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

また施設の中では『足利学校漢字試験(初級)』なるものが!

 

 

 

大沢「こちらの試験は誰でも受けられる試験ですので、
ぜひやってみてくださいね(笑)」

 

井門「よーしっ、こういうのは割と得意だぜっ!」

 

 

 

勇んでやり始めた井門P。
割と本域でやり始めたので時間がどんどん過ぎていく…。

 

 

 

佐々木「井門さん、井門さん。
自分で納得出来るところまでで大丈夫みたいですよ!」

 

井門「ほんとだ(笑)そんなことが書かれてある…(照)」

 

大沢「では答え合わせをしてみてください!」

 

井門「よし、よし、よし、はいはい。いいね、順調!
よし、よし、よし…あーっ!!そう読むのかぁ…。」

 

 

 

そんな独り言を繰り返しながら8割くらいの正答率でしたかね。

 

 

 

井門「やっぱり明大生くらいだとこんな感じなのかなぁ(笑)」

 

大沢「えっ!?明治卒業なの??」

 

井門「はい、そうです!」

 

大沢「僕も明大生です!(笑)」

 

井門「えー!!!」

 

河合「と言うことはここに明大生が3人(河合さんも明大卒)」

 

井門「因みに学部はどちらですか?」

 

大沢「明治大学文学部史学地理学科卒です。」

 

河合「え~~!!!!学科まで一緒だ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

これは完全に学問の神様のお導きでしょうね。
足利学校で明治大学の卒業生が揃うなんて。

 

 

 

井門「大沢さん、足利学校の教育でも使われた儒学の教えって何が素晴らしいんでしょう?」

 

大沢「それは今の世の中でも通用する言葉が沢山あるからですよ。
目上を敬う、まごころや想いやりを大切にする…。
だからこそ長きに渡って日本最大の学校と言われたんでしょうね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

足利の旅、その最後はあしかがフラワーパークです。
もうね、噂には聞いていたんだけどビックリする程の美しさでした!

 

 

 

 

 

 

 

 

僕らがお邪魔した時は少し雨が降っていたんだけど、
それでも取材を終えて市内に戻る頃にはこれから向かう車の渋滞が起きるほど。
2014年にはCNNの“世界の夢の旅行先10か所”にも選ばれ、
足利三名所の一つとも言われる幻想的な世界。
こちらではパーク管理部次長の長谷川広征さんにお話しを伺いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

井門「こちらも台風19号の時は大きな被害を受けられたんですよね?」

 

長谷川「はい、東京ドーム2個分の広さの敷地が全面冠水しました。
毎年イルミネーションの飾り付けをしているんですが、
ちょうど今年の新作の部分が大きく冠水しまして…。
電気が通るかどうかも分からない状態だったんですけど、
先に営業再開の日程だけ決めちゃって(笑)」

 

井門「復旧作業も大変だったと思いますが?」

 

長谷川「えぇ、ただフラワーパークのイルミネーションは職員が手作りしているので。」

 

井門「えっ!?外部の業者が作ってるんじゃないんですか!?」

 

長谷川「今年で18年目になるんですけど、
最初っから職員が自分達だけでやってるんです。
でもそれが逆に良かったのかもしれません。
台風の被害に遭った後も自分達の手で復旧作業が出来ましたから。」

 

井門「因みにどれくらいで営業再開されたんですか?」

 

長谷川「はい、自分達は勿論ですが取引先の企業様のお力もあって、
8日間で営業再開にこぎつけました。」

 

 

 

今年は約500万球の光の花の庭が広がる、あしかがフラワーパーク。
長谷川さんのご案内で、園内を散策してみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真だとなかなかその美しさと迫力は伝わりにくいかもしれませんが、
藤棚の美しさに圧倒され、おっさんたちが一気に歓声を上げました。

 

 

 

 

 

 

 

 

長谷川「フラワーパークはやはり花の季節がメイン。
そのメインの季節じゃない冬に何か出来ないかと考えて出来たのが、
このイルミネーションなんです。花のシェードも花のプロたちが考案していますから、
それぞれの形への思い入れが全然違います(笑)
より本物に近付ける為の想いが込められていますからね。
今年は台風の被害で来場者数も昨年ほどではありませんが、
いまはもう完全復旧してますので、ぜひ沢山の方に足を運んで頂きたいです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

井門「いやぁ、ここは子供達と来たいねぇ。」

 

佐々木「このイルミネーションを楽しむなら泊まりがけですね!」

 

井門「電車の駅も出来て便利になったからね。」

 

 

 

長谷川さんと一旦お別れをした後は、
キャッキャする為に一行だけで園内を散策させて頂きました。

 

 

 

井門「イルミネーションアワード4年連続1位、
日本三大イルミネーションの実力を…見せてもらおうか!(なんで上から)」

 

 

 

 

 

写真提供 あしかがフラワーパーク

 

 

 

 

井門「すげー!!」

 

佐々木「きれー!!」

 

橋本「これすごい!!」

 

河合「ロマンチックだわ~!」

 

 

 

すっかりその実力に脱帽したKIKI-TABI一行。
今年の新作『光のふじのはな物語』の前ではその美しさに圧倒され、
しばらくその場を立ち去れませんでした。
足利市の方々にとって間違いなく自慢の場所でもあり、
そしてその場所がしっかりと復旧した事がどれだけ地元の方の心の支えになったか。

 

 

 

 

 

写真提供 あしかがフラワーパーク

 

 

 

 

足利市は今年の台風19号で甚大な被害を受けた場所の一つです。
でもその被害を乗り越え、一歩ずつ前に進んでいるのも確か。
どんなに大変な場所からも、必ず芽吹く命はあって。
今年もちゃんと足利市には綺麗な花が咲いたのです。
その数およそ500万球の光の花。
そして今年もその味わいを楽しむ事が出来る奇跡のワイン。
歴史を感じる街並みと、そこに流れるなんとも豊かな風情。
実際に訪れないと感じられないものはあって、
それを楽しむのが旅の醍醐味でもあります。
その醍醐味の中に「応援」という気持ちをまぶして、
是非皆さんも東の小京都、足利市を訪ねてみてください。
ほら、おっさんが旅をしても、ちゃんと「映える」でしょ?(笑)