クリスマス直前!一度は行きたい老舗ホテルとうっとり夜景 |旅人:藤田友明

2010-12-17

ジングルベール♪ジングルベール♪

 

今回の旅人は、藤田友明(ゆうみん)(←本名)が初めて担当させて頂きました!
生まれは秋田、好きな男子はメガネ男子です!どうぞ宜しくお願いします!

 

 

 

さて、今回はクリスマス直前企画!
クリスマスのデートと言えば、ホテルでシャンパンで夜景見て…
ん?ホテル?

 

 

 

ロマンティックに高級ホテルとか見てみたい~~!!!

 

 

 

と、言うことで「老舗」と言われる高級ホテル

やっぱりクリスマスには欠かせない!夜景を旅してきました。

 

 

 

まずは、老舗ホテル「ホテルニューオータニ」へ。

 

四ツ谷駅から上智大学の脇を通って進むと、デーーーーン!
L字型で、一番上にに円盤がちょこんと乗っている存在感たっぷりの建物が、
そびえ立つように現れました!!
1962年の東京オリンピックを機に建てられたという建物は
外観からも格式の高さが滲み出ています。





ホテルニューオータニです!







中へ入ると、今まで踏んだことのないような花柄の絨毯が…。
思わず背筋を伸ばして進む私。
周りの人が皆セレブに見えて、思わず後ずさってしまいます。
そんなオロオロしているYAJIKITA一同に優しく声をかけて下さったのが


広報担当の石黒孝大(たかひろ)さん!!
私の大好物であるメガネ男子の登場に、この旅はいい旅になるな、と確信したのでした。






左から、石黒さん、ゆうみん、サリーD







そんなイケメン広報・石黒さんが、最初に案内して下さったのは、
ホテルニューオータニが世界に誇る「日本庭園」です。

 

 

ホテルの中を通り抜け、階段を下りて日本庭園に入った瞬間、
目には緑、耳には水音、鼻には酸素を感じました。
「ん?ここ、東京のド真ん中ですよね!?」と何度も聞きたくなる程の大自然!!

 


 

それもそのはず、この庭園の歴史は400年以上!!
豊臣秀吉の加藤清正の下屋敷だったこの土地は、
その後井伊家の中屋敷、そして伏見宮邸宅の物となり
現在のホテルニューオータニへと大事に引き継がれてきたのです。






扉を開けるとそこは日本庭園でした





庭園に入ってすぐ、入口にドンと君臨していたのが、佐渡から取り寄せたという「赤玉石」

高さ2m以上、重さ22トンもあるという赤みを帯びた石、というか岩。
何やらただならぬ雰囲気…。
それもそのはず、この石の中には砂金が入っているそうで、
金運のご利益があるとかないとか…。
それを聞いてすかさず石をなでなでするYAJIKITA一行。(宝くじが当たりますように。)

 

 

計算し尽くされた枯山水、歴史を感じる石灯籠、珍しい木の化石、鳥さんたちの声
創業者・大谷米太郎の凛々しい銅像、隠れ家のようなレストラン、
日向ぼっこをする猫ちゃん、優雅に泳ぐ鯉くんたち(開業前からいる鯉もいるとか!)…。

 

そして、天然記念物の針葉樹「イヌマキ」と「カヤ」!!

 

ホテルの庭に天然記念物があるなんて、信じられます!?
江戸時代からこの地に生えている貴重な樹木として
千代田区の天然記念物に指定されているんだそうです。

 

見所だらけの日本庭園、最後に案内されたのは、高さが5メートルもあるという「大滝」!!
幅広いこの大滝は、流れる音も豪快です!

 

 

たくさんの出会いと癒しがこの庭園には広がっていて、何度も深呼吸をしました。
次回は庭園内にあったレストラン(離れみたいで、とっても雰囲気があるんです!)で
豪華なランチをするぞ!オー!



 


奥にあるのデカいのが「赤玉石」です



庭園で日向ぼっこの猫ちゃん



美しい枯山水



オータニの創始者、大谷米太郎氏の像



天然記念物の「カヤ」



見事な大滝



開業前からいる鯉はどれ?








日本庭園の余韻もありつつ、次に向かったのは、回転展望レストラン
「ビュー&ダイニング ザ・スカイ」

 

 

レストランの扉が開いた瞬間・・・パノラマに広がるTOKIO!!
回る回るとは聞いていたんですが、実際見るまでは信じられなかった私。

でも、一歩足を踏み入れてみると・・・確かに回ってるんです!!

 

店内の、外周の部分がゆっくりと回っているんです!!


なんでも、この技術は戦艦大和の砲台技術を利用したものなんだそうな。
(注:波動砲はありません。)

 

 

この展望レストランが1周回りきる時間は、約70分。
新宿新都心、東京タワー、スカイツリーをぐるりと見渡しつつ、お寿司、天ぷら、
鉄板焼き、デザートなどをビュッフェスタイルで楽しめるなんて、文句なしですよね。
私、藤田ゆうみんは、回転するレストランが存在するという事実を、ここに証明します!!
誰か、連れて来て下さい!!(切実。)







扉が開くとそこは・・・



360度パノラマの景色!!



ブッフェスタイルでお食事をお楽しみ下さい








回転レストランで大興奮の後は、いよいよ客室です。


静かな廊下を通って案内されたのは、一泊ウン十万円というスイートルーム

 

 

キャーーーーーーーーーーー!!!!!
ん?本当に土足で入っていいんですよね!?
ベッドも、ソファーも、触っていいんですよね!?
一体、何部屋あるんですか??
クローゼットルームだけでなんでこんなに広いんですか!?
これ、普通に家庭用の広さのキッチンですよ!
あの~、全部の部屋にテレビがあるんですけど!!
え、カーテンが自動で開くんですか!?
どうしてお風呂がガラス張りなんですか!?(ポッ☆)
うわ、新宿の夕焼けが一望できるじゃないですか!
エントランスのクリスマスツリー、キターーー!!!
すいません、石黒さん、今だけゆうみんの彼氏になってもらえませんか!?
エアシャンパンでエア乾杯してください!!!!!!!!

 

 

てな具合に、それはもう興奮しまくりでした。
体温が2度ほど上昇しました。
そして、石黒さんにご迷惑をおかけしました。
あともう少しで、石黒さんに私を「姫」と呼ばせるところでした。
スイートルームとはよく言ったもので、本当に気持ちがスイートになってしまうんですね。
魔法にかけられたような、そんな気分でした。
(スタッフも天下を取ったような面持ちでソファーにふんぞり返っていました!)





スウィート入りまーす。



何ですかこの広さ!!



お風呂はガラス張り♪



贅沢すぎる景色







それでも、もっとスペシャルなお部屋があるということで、続いて案内されたのが・・・
「エグゼクティブハウス 禅」

 

 

ここは、ホテルの中にある、別のホテル、という扱いらしく
「ザ・メイン」という建物の11階と12階部分がそれにあたります。
この空間に足を踏み入れられるのは、専用のカードキーを持った宿泊客のみ。
(会員制とかではないので、誰でも泊まることはできるらしいですよ)
専任のスタッフがチェックインからチェックアウトまで完璧にもてなしてくれます。
さぞ高級で敷居の高いお部屋なんだろうなと思い、行ってみると…。

 

 

あれ?たしかに高級感は漂っているんだけど、なんか落ち着く!
家具や内装などが、黒や紫などシックな雰囲気だから??
あ、家具がオシャレなおうちにある物っぽいんだ!
や…夜景!やばい!やばすぎるこの景色!!!
えっ!春は桜、夏は神宮の花火も見えるんですか!?
富士山も見えるの!?どこどこどこ????
外国製エスプレッソマシンが全室に付いてるって贅沢すぎ!!
えー!!お風呂で暮らせちゃうくらい広いんですけどーー!!!!!
あ、でもやっぱりお風呂はガラス張りなんですね!(いやん☆)
アメニティ、全部フェラガモですか?どうりででいい匂い。くんくん。

 

 

先程のスイートルームが解放感たっぷりで自慢したくなるスペースなら、
禅のお部屋はよりプライベートで誰にも教えたくない空間。
自分だけ、自分たちだけでゆっくり過ごしたいと思うような、居心地のいいお部屋…。

 

ここでは、禅の支配人・古川希代子さん(「禅」はホテル内ホテルなので、
支配人も別なんです!しかも、古川さんはオータニ初の女性支配人!!)に
お話を伺いました。
何でも、結婚前夜のカップルがここでゆっくりと二人の時間を過ごすことが多いんだとか。
…納得。

 

 

古川さんは、これまでたくさんの国賓・芸能人・著名人をゲストに迎えたお話も
ちょこっと聞かせてくれたのですが、そこは流石一流ホテル!
ゲストの方のお話は、プライベートを守るため、詳しく話せないんだそうです・・・。
話せる範囲でしてくれたお話は、「深夜に大トロ注文事件」「要人のブラウス虫食い事件」
など、私たちには考えも付かない「ご要望」の数々でした。


 

 

古川さんからは、ホテルウーマンとしての心構えも伺いました。
国内外問わず、一般のお客様から要人までをおもてなししていく中で、
固定概念を持たずに柔軟に対応していく姿勢を忘れないようにしているそうです。
全てのお客様に満足して頂きたいという想いが伝わってきて、
それが、東京の中心にある老舗ホテルの証しなんだなぁと感じました。

 

 

次は必ず食事に・泊まりに来てやるぞ!と決意をして、
ここまで、ずーーーっと案内をしてくれた素敵メガネ男子・石黒さんと、
キラキラと輝くクリスマスツリーに見送られながら、
YAJIKITA一行は「ホテルニューオータニ」をあとにしたのでした。





「禅」の支配人・
古川希代子さんにお話を伺います




このお風呂、住めます。




駐車場ツリーの前で石黒さんとはお別れです・・・








さて、興奮冷めやらぬままに向かったのは、表参道!!
「おなかすいたー!」と騒ぐカメラマンをなだめるため
軽く腹ごしらえをした私たち(これ、YAJIKITAのいつもの流れらしい…)と、

 

ここで合流したのが夜景評論家の丸々もとおさん!!

 

 

そう、クリスマスと言えば、イルミネーション★☆★
たくさんのアベック、じゃなくてカップルに若干のジェラシーを感じながら、
丸々さんと表参道から明治神宮前へとぶらり歩きを開始!

 

 

昨年、11年ぶりにイルミネーションが復活した表参道のけやき並木。
今年は表参道が90歳になるということで、


90万個のLEDを153本のけやきに装着しているんです!
その明るさと、輝きったら!!みんなが笑顔で見上げているのが分かります。
だって、見渡す限り光の海なんですよ!!!
この夢のような道が、どこまでも永遠に続けばいいのに…。

 

 

丸々さんが「歩道橋の上から見ると、ますますいい!」と言うので
歩道橋に向かって、ウキウキと登ろうとしたんですが・・・。

 

まさかの通行止め(笑)

 

 

あまりの人に交通規制がかかっている様子でした。
横断歩道を渡る時も、警備員さんに「立ち止まらないでください!」と注意される始末…。


 

 

でも、丸々さん曰く、この儚さもまた夜景のいいところなんだとか。
確かに、一瞬しか見られないからこそ、心に残るのかもしれませんね。
それでも、動画スタッフがこのイルミネーションの素晴らしさを皆さんに伝えようと、
警備員さんに睨まれながらカメラを担いで横断歩道を往復してくれたんです!
なので、このイルミネーションの様子は、是非!動画をご覧ください♪

 

 

この通りには、たくさんのブランドショップが立ち並んでいます。
それぞれのお店のディスプレイと、この灯された光を合わせて、
表参道の「イルミネーション」は、やっと完成…と丸々さんはおっしゃっていました。

 

 

ちなみに、ここ表参道での、丸々さんのオススメは、
表参道ヒルズの外壁に映し出される光の映像と、けやき並木とのコラボレーション!

 

LEDの環境への配慮や、電球を装着した方々の苦労も一緒に
この夜景から感じ取って欲しいとのこと…ん~深い!!





表参道からは丸々もとおさんと一緒に



横断歩道を渡りつつ撮った一枚



こちら逆サイド



丸々さんオススメ、ヒルズとの融合(左側)


 

 

表参道を堪能した私、ゆうみんでしたが
もっと「ゆっくりじっくり落ち着いて」イルミネーションを堪能したいな~
…なんてワガママをポロリ。
すると、丸々さんが次なるスポットへと案内してくれました!!

 

 

 

それが、この旅の終着地点「東京タワー」

 

東京タワーの真下にはクリスマスツリーが飾られ、
たくさんのアベック(カップル)や家族連れで賑わっていました。
ツリー以外にも、小さな東京タワーや、光でできた小屋や汽車まで!!
これが、ライトアップされた東京タワーとコラボっちゃってて
もう、ほんっとうにキレイなんですよ~~~~!!!

 

順番に写真を撮る人々の笑顔と、イルミネーション。

よく見ると、ツリーのオーナメントの中に東京タワーのゆるキャラ「ノッポン」の姿も!!
これ、東京タワーならではの光景ですよね。

 

 

 


東京タワーに着きました!!



小さいタワーとツリー



丸々さんとイルミの中でパチリ☆



ノッポン発見!





このイルミネーションは流石に立派だなあ、ラストにふさわしいな~


と思ってると、丸々さんは「展望台に行きましょう」と・・・。
え?これで終わりじゃないんですか!?

 

 

そんなこんなで展望台に登ると…、

 

まず目に飛び込んできたのが、パノラマで眼下に広がる東京の夜景!!!

 

この時期、レインボーブリッジも七色のグラデーションにライトアップされていて
もう、宝石箱をひっくり返したって表現がピッタリすぎるこの景色!!
きゃあきゃあと、女の子らしくはしゃいでいると
さらに、丸々さんからサプライズが!!

 

案内されたのは、とある窓。

 

この窓から夜景を覗くと…何故か光がハート型に見えるんです!!
か~わ~い~い~~~!!
思わず、携帯で写真を撮るゆうみんでした。

 

 

これは丸々さんがプロデュースした特別な仕掛けで
窓に特殊なシートを貼って光をハートに反射させるようにしてあるんだとか。
夜景って、まだまだいろんな可能性があるんですね~。

 

 

うっとりとした夜景も見終わって、もうこれでこの旅も終わりか~と、
ちょっぴりセンチになっていたゆうみんに、事件が起こりました!
東京タワーには、床がシースルーになっていて、空を歩くように、

 

真下の地上が見える「ルックダウンウィンドウ」という所があるんです。

 

 

そんな、高所恐怖症の人にとっては背筋も凍るような場所に、
YAJIKITAスタッフ、高所恐怖症のゆうみんを無理矢理引っ張って乗せたのです!!

 

 

この時ばかりは本気で抵抗しましたが、勝てず…。
いい年こいて、奇声を発して周りの方にご迷惑をかけてしまい
足がすくんだまま東京タワーを降りたのでした。
YAJIKITAスタッフは甘くないんですね…、う、受けて立ちますよ!!







展望台から、ニューオータニ方面の夜景



夜景の光がハート型に・・・分かります!?



丸々さん、ありがとうございました!



地上が見えるルックダウンウィンドウ





そんなこんなで、ゆうみんの初・YAJIKITA旅は終わりとなりました。
なんだかんだとっても楽しくて、終始笑っていたように思います。
上京して8年にもなるのに、まだまだワクワクさせてくれるのが東京です。
クリスマス直前、この街のキラキラが少しでも伝わったなら嬉しいです。

 

 

 


良い聖夜を…メリークリスマス♪





 

皆さん、年末に向けて体調崩さないように気をつけてくださいね~。
ハッピークリスマス♪

 

 

 

旅人は、藤田ゆうみんでした~!!