受験生応援企画第1弾!~ヤジキタ的パワースポット巡り~|旅人:井門宗之
2011-02-05
受験生の皆さん、まさにいま勉強の真っ只中にいらっしゃる事でしょう。
きっとこんな長いだけの旅日記なんて、見ているわけ無い。
おじさんはそう信じていますよぅ。
何せこの番組のプロデューサーである私・井門宗之。
何の因果か分かりませんが、センター試験を都合3回受けております。
3回目なんて当日の持ち物欄を確認せずとも、試験会場に迎えたもの。
しかも周りを見渡す余裕も生まれ、丸刈りに髭を生やしたその様はまさに【ヌシ】。
センターヌシの佇まいでおりました。何て言うか、ほとんど家みたいな…(それは言い過ぎ)。
そんな井門が企画会議でスタッフ一同を見渡してこう言ったわけです。
受験生の為に何かしてやりたい!
今から思えば私が東京に受験の為にやって来たのが15年前。
*15年前って口にすると凄い…そんな経ってるのね…。冒頭から頬を涙が伝います。
あの時の自分がいたから、今の自分がいる。
2浪もさせてくれた親にはとても感謝しているのですが、あの経験は貴重だった。
勿論、現役で大学に入るのにこした事は無いですよ!浪人なんて切ないだけです。
ただ長い事受験生をやっていた経験から、あの時期の辛さは痛い程分かる。
辛い思いをして勉強している受験生に何か出来る事はないのか?
そんな所から企画会議はスタートし、今回のテーマが決まったのです!
受験生応援企画!
御利益をいっぱい貰っちゃえ!
YAJIKITA 的パワースポット巡り!
東京都内に物凄く沢山あるパワースポットの中から、
受験に御利益があるとされる場所を我々が巡り、御利益を戴こうというわけです。
都内にもね、沢山あるんですよ、学問に効くと言われる場所が。
全国のリスナーさんの代わりにお参りに行って、合格祈願をしてくるのが今回のテーマ。
それでは恒例のメンバー紹介をしていきましょう!
去年本厄、足にヒビが入った後厄女!作家:リンちゃん!(元ミス○○○大学の才色兼備)
チョンマゲだけど、名門早稲田大学卒!カメラマン:古田君!
うすらデカい!D:サリー!
2浪もしてるけど!旅人:御存知井門P!
…今回のメンバー、大丈夫なのか…?
一抹の不安はあるものの、何と今回のメンバーは平均年齢ギリッギリ20代。
YAJIKITAの旅では最年少のロケになるのです!これは何かが起きるはず(笑)
まずはあのTV局がある事でも有名な、お台場へと向かうのでありました。
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到着したのは御存知【お台場】。
なんでも、お台場は、人のパワーと海のパワーが強いパワースポットなんだとか。
そのお台場の中でも開国当時の砲台跡を残す場所【第三台場】でございます。
ペリーがやって来た時、慌てた幕府は対抗する為の砲台を建設。
その跡が今でも残っているのですが…。
まず【お台場】にそもそも【お】が付くのは、この砲台を作る為の土地を、
徳川御用達の御殿山などを切り崩して作ったからなんですね。
将軍家の土地を使うので敬称として【お】を付けたと。
ただこれって、将軍家の土地を使わなくてはいけない程、
外国からの脅威に当時の幕府が慌てていた事の表れでもありますよね。
しかも砲台跡って間近で見ると、とても小さな物なんです。
当時こんなに小さな物でも自分の国を守る為に、大きな脅威に立ち向かっていった。
昔の日本人の誇りと矜持を感じずにはいられません。
たとえ負けると分かっていても、背負う物の大きさを当時の日本人は知っていた。
勿論、受験生に負け戦をしろと言っている訳ではありませんよ!
“挑む心”を昔の日本人から学んで欲しいのです。
| よっかかっているのが砲台跡です |
【お台場】は日本人が日本人である為の誇りを守ろうとした最初の場所。
しかとそのパワーをキャッチした我々は、続いて凄いランチがあるという噂をききつけ、
同じくお台場にあるホテル【ホテル日航東京】へと向かいました。
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こちらの中にある鉄板焼きのレストラン【銀杏】さんでは、
受験生の為の【合格祈願パワーアップランチ】が戴けるとか!?
広報担当支配人:隅田瑞穂さんのご案内で純和風な店内に入ってみると、
半円状に鉄板を囲む様な形のテーブルが並び、一行のテンションも上がる。
我々はまずレストラン・バーの支配人:田尻哲也さんにお話を伺った。
日航東京さんで合格ランチを考えたのは、
受験生にスタミナをつけて受験勉強を乗りきって欲しいからというもの。
内容をそれに合わせるには、やはり重要なのはスタミナ!
なので【合格祈願パワーアップランチ】には、メインに180gもの最高の肉が使用されるのです。
もちろん栄養のバランスも考えて、野菜にも厳選素材を使用。
デザートまで考え尽くされたコースになっているのだ!
…もう聞いているだけでYAJIKITAはとろけてしまう…。
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我々は日航東京さんの御厚意で、この【合格祈願パワーアップランチ】を戴きました。
シェフはこの道ウン十年の石崎真司さん。
牛のたたき、牛のカルパッチョといきなり続き、しかも牛の旨味の凄さに一同驚く。
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すると石崎シェフがおもむろに鉄板の上に野菜を投入。
野菜の焼けていく良い香りが漂ってくるのだが、この野菜も【黄ニンジン】【茄子】、
【金針菜】【モチ】など色も美しく味も濃いものばかり。
【茄子】には肉味噌をちょいと載せて食べるのだが、この風味が物凄いのであります。
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鉄板の上で香ばしく焼かれた野菜だけでも旨いのに、
ついに登場したメインのお肉に我々は圧倒されたのです。
その日最も上質なお肉をたっぷり180g、鉄板でレアに焼いたら、
岩塩、山葵醤油、がーリップチップなどのトッピングを合わせて一口…。
井門「おぉ…。旨い…。」
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素材の味を100%活かしながら、上質な味を提供してくださる石崎シェフ。
それもひとえに受験生の皆さんに、受験に負けないスタミナをつけて欲しいと願う気持ちから。
こちらの【合格祈願パワーアップランチ】の他に、
受験に勝ったあかつきには【合格お祝いディナー】もご用意があるとの事。
2つのプランとも3月31日までの期間限定ですので、ぜひチェックして下さい!
◆鉄板焼【銀杏】営業時間 昼11:30-14:30(LO)、夜 17:30-21:30(LO)
電話番号:03-5500-5715
お腹も一杯になり(主旨が違う)続いてやってきたのは【上野恩賜公園】。
“ほほぅ、上野にパワースポットとな?”とお思いの皆さん。
ここはかの有名な徳川将軍家の菩提寺:寛永寺もありますし、
上野の山は彰義隊と新政府軍の戦の地でもありますね、彰義隊の墓も上野にある。
西郷どんの銅像もありますし、不忍池には弁天様も祀られています。パンダだっている。
では我々がここで取り上げた御利益のありそうな場所とはどこだったのか!?
それは…、大仏様なのであります。
上野に大仏様が!?と上野に観光で来た方は驚くでしょう。
そりゃあそうです。だって、大仏様らしき物なんて見当たらないですもの。
正確に言うと、上野の山にはその昔、大仏様があったのです。
遡ること1631年、慰霊の為に建立されたのがその始まり。
像の高さはなんと6mもあったと言いますから、当時は随分と大きく見えたでしょう。
ところがこの大仏様、建立されてから何度も何度も倒壊してしまうんです。
1647年には大地震で倒壊、1841年には火災で損傷、
1855年にも自身で頭部が破損、1923年の関東大震災で頭部が落下…。
一時期は大仏殿まであったそうですが、この様に倒壊を繰り返してしまうのです。
関東大震災で頭部が無くなってからは、太平洋戦争で残った身体の部分も材料として運び出され、最後に残ったのが【大仏様のお顔】だった。
なので【上野に大仏様】というのは、【大仏様のお顔のレリーフ】の事だったんですね。
上野の山を300年以上も見守ってきた大仏様が、実は公園内にいらっしゃったという訳。
このお顔のレリーフ、昔の大仏様があった場所に安置されていますが、
横には絵馬掛けがあって沢山の絵馬が【合格祈願】の文字と共に祀られています。
ん?合格祈願?
そう、実はこの大仏様、何度も何度も倒壊して今の姿になっている為、
いつしか受験生の間で【これ以上落ちない】として噂されているようです。
なので今では思わぬパワースポットになっているとか…。
お顔を触ることも出来るので、井門Pもしっかり触れてお参り!!
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上野の山の意外なスポットを巡った後は、
受験生にとっての鉄板飯を堪能しにいきましょう!
その名も【とんかつ】!!うわ、YAJI魂出ちゃったよ…。
何故かは分かりませんが、この上野の地は【とんかつ発祥の地】とも言われております。
井門もプライベートで様々なとんかつ屋さんを訪れますが、
確かに上野はとんかつ激戦区と言っても過言ではないかもしれません。
そんな激戦区にあって、我々が向かったのは【井泉本店】さん。
こちら【井泉本店】は昭和5年創業の老舗で、現在は3代目が店を守っています。
井泉って言ったらあの豚ちゃんに「かつ」って書かれたイラストが有名ですが、
何と言っても元祖となる【カツサンド】にその止めをさすわけです。
良いですか、皆さん?【カツサンド】の発祥は【井泉本店】さんなんですよ!
上野の路地を入ると、静かな通りに佇む風情のある店構え。
通りには美味しそうな香りがほのかに漂っています。
とんかつ屋さんなんだけど、見た目は小料理屋の様に上品。
静かに店に入ると綺麗に磨かれたカウンター席、テーブル席、そして奥に小上がり。
店内に油の匂いがしないのは、良い油を惜しげもなく使っているからでしょう。
聞くと油は1日に2度ほど替えるそうです。3種類の油を混ぜるこだわりも。
ちょうど忙しくなる前の時間帯ではあったのですが、仕込みの真っ最中。
お忙しい時間帯にも関わらず、我々の取材に応えてくださったのは、
白衣姿も清潔なこの道30年以上の今井利昌さん。
そもそも【カツサンド】が生まれたのは、初代の奥さまのアイデアがヒントだったそうです。
奥さまは明治生まれにも関わらず、朝食はパンと紅茶というハイカラさ。
ある日、初代が揚げていたとんかつを“パンに挟んで食べたら美味しいかも”と思いつき、
さっそくやってみたら驚くほど美味しかった、と。
まさに偶然の産物だったアイデア料理が、今では日本中に広がる大定番になったんですね!
今井さん、カツサンドの「かつ」と、とんかつの「かつ」で何か変えている事は?
今井「カツサンドは冷めても美味しい様に、ソースをスパイシーにしています。」
なるほど、そして創業当時と同じ様にシンプルにする事にもこだわっていらっしゃる。
中身はカツとソースとパンのみ。
この潔いまでのシンプルさが、旨さの秘密なんでしょうね。
せっかくですから作り立ての【カツサンド】を井門Pも戴きました!
揚げたてのとんかつが挟んであるので、はむっと食べると、
パンの柔らかさ、ソースの甘さ、そしてカツのサックリ感が絶妙にマッチする!
流石“箸で切れる井泉のトンカツ”だけあって、カツサンドも手で切り分けられます(笑)
今井さん、絶品のカツサンド有難うございました!
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さて、井門がカツサンドを頬張っている時から、何やら真剣な顔をする男が一人。
今井さんとのお話を終えてからも、「う~ん」とか「いや、やっぱり」と独り言を言っている。
サリー「井門さん、俺、やっぱいきますわ!」
そう、どうやらこの男【井泉本店】のとんかつを本気で食べようと悩んでいたらしい。
スタッフの分は御馳走し、自らは妻に【カツサンド】をお土産に買う優しい井門P。
お会計だけすませて、カツサンドを受け取り颯爽と先に帰る予定だったのだが、
なかなか【カツサンド】が到着しない。その間に運ばれてくる旨そうなヒレかつ達。
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目の前のヒレカツ定食に、理性をなくしたサリー。
“うめー!”と叫びながら、カツとご飯の永久運動なのであります。
付け合わせは豚汁と漬物。さらには、ごはんもツヤツヤでおいしそう…。おい、少しは気を使え。
“何だろなーこれ、めちゃくちゃ旨い!”しかし、サリーの叫びは止まらないのであります。
サリー「ソースも良いなぁ…」
古田「ソースね!」
と、まさかの古田君。
今日の彼は何か“持っている”としか言いようが無かった…。
店を出てお腹いっぱいのスタッフは満足気である。
一同「何かもう酒飲んだ帰りみたいだー!」
こうしてささやかでも幸せを感じてくれるスタッフに囲まれて、僕ぁ幸せ者だ(笑)
幸せを満喫しながら、学問の御利益もきちんといかねばなりません!
“学問の神様”の代表格としてあげられる中国の孔子。
この孔子に纏わる場所が御茶ノ水にあるのです。
その名も【湯島聖堂】。
都会のど真ん中にありながら、凛とした空気を湛える静かな場所。
周りを神田川や大きな道路、はたまた大学に囲まれているにも関わらず、
その静けさは神々しさまで感じさせます。
僕も大学が近かったので、その存在は知っていたし中に入った事もあったのですが、
学生時代からあまり明るい印象を受けなかった場所でもあるんです。
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湯島聖堂の歴史は古く、作られたのは5代将軍徳川綱吉の時代。
1690年(元禄3年)のことでした。
儒教の創始者で中国では学問の神様【孔子】を祀ったこの場所は、
その後幕府直轄の「昌平坂学問所」が開設、日本の学問の近代化に大きな役割を果たしたのです。
何となくズッシリとした感じを受けるのは、そうか、作りが中国風だからなんだ。
青緑色の屋根、そして柱や門は黒塗り、という重厚な雰囲気。
何やら“学問のエネルギー”が充満している様な気分になります。
よく見ると、門の脇には絵馬掛けが左右に立てられ、そこには沢山の絵馬が。
こちらの絵馬は【合わせ絵馬】と言い、二つを合わせる事で願い事が自分だけのものになる。
受験生達がどんな願い事をしているのか、どこに入りたいのか。
僕らには知る由も無いけれど、絵馬掛けに掛けられた沢山の絵馬を見ると、
湯島聖堂に託す受験生の想いが感じられて、何だか自分の受験時代を思い出してしまいました…。
頑張れ、受験生!みんなの分もここで合格祈願してきたからね!!
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湯島聖堂のすぐ近くには【神田祭】でお馴染みの神田明神があります。
そしてその参道入り口には老舗甘酒屋の【天野屋】さん。
僕も大好きなお店で、プライベートでも訪れるお店。
このお店に【合格甘酒】がある…という噂を聞いたので早速伺うことに!
お話を伺ったのは【天野屋】の女将さん:天野史子さん。
ちゃきちゃきの神田っ子と言う感じの気風の良さを感じさせる天野さん、
何よりもよく笑ってくださるんです!見てるこっちが幸せになる笑顔。
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こちらの名物が天然の米麹と水を混ぜ、発酵させて作る「甘酒」。
江戸時代は貴重な甘味として広く町民に愛されたものですが、
最近はなかなか好んで飲む若い人も少なくなったそうです。
天野「昔ね、ウチの若いアルバイトの子に甘酒飲む?って聞いてみたの。」
案の定“甘酒ですか?いりません。”ときっぱり断られた。
天野「でもね、店で出す甘酒がよっぽど美味しそうに見えたんでしょうね。
ほんの少しだけ飲んでみて良いですか?ときたのよ。」
天野さんは可愛いなぁ、と思いながら湯のみに数cmだけ入れて飲ませてあげたそうだ。
するとその若いバイトの子が、すぐさま目を見開いて照れくさそうに、
“おかわり貰っても良いですか?”と聞いてきた。
天野「今の子は飲み慣れていないのよね。でもここのは特別美味しいから!」
そうなのだ、砂糖を一切使わないこちらの甘酒。
江戸時代から続く伝統の製法であり、また麹は創業当初からある天然の土室から出来上がる。
生きた麹を使って甘酒や納豆と作っている場所、というのも東京では非常に珍しい。
僕らも自慢の甘酒を。麹の粒が湯呑みの甘酒の中で踊っている。
その優しい色と何とも言えない芳しい香り。たまらず「ずずー」っと飲むと…、
井門「おいしいなぁ…」
一口飲むと、口の中に麹の粒が良い食感となり、
甘味料を一切使わない天然の甘さがふわ~っと優しく広がる。
言葉が思わず、美味しい溜め息と一緒に出てくる。
そして後味の爽やかな事と言ったら…飲んだだけで心が温かくなるのです。
これは受験生の夜食代わりに良いだろうなぁ…、そんな事を想っていたら、
リンちゃん「粒々が何となくお腹も満たしてくれるようで、お夜食にも良いですね♪」
サリー「これは…ほんっとに旨い。」
天野さんも最年少編成のYAJIKITA一行の言葉に笑顔が弾けているよう。
さぁ、カメラで一生懸命甘酒のショットを押さえている古田君も飲んでみなさいよ。
カメラマンは大変でね、“やっと飲める~”と古田君の顔もほころぶのです。
恐らく現代っ子の古田くんの事だ、あまり甘酒を飲んだ事もないでしょう。
そんな彼がどんな感想を持つだろうなぁ…。幸せそうに「ずずー」っと古田くん。
古田「あっ!普通に旨いっすね。」
出たっ!現代っ子発言がこれなのであります(苦笑)
あまり歳の変わらないサリーにまで突っ込まれる古田くん。
そうなのだ、最近の子達がよく使う「普通に旨い」と言う言葉。
ゲーム世代の現代っ子は、非日常の体験をする時に“ゲーム性”の様なものを求める。
それは視覚、聴覚、触覚、嗅覚、はたまた味覚に至るまで。
本来なら味覚とゲーム性はリンクしない筈なのだが、それを知らずに求めてしまう為に、
“ただ旨い”事を“普通に旨い”と言ってしまうのだ。
僕らにとって“特別に美味しい味”でも、彼らの世代には“普通に旨い”のである。
“特別に旨い”と言うのは、食べたら大きくなる“マリオのキノコ”みたいな物なのだろう。
美味しい時は美味しいと言う。当たり前の反応、当たり前の言葉こそ、時に特別な事になるのです。
さて、説教じみた事はこの辺にして(井門宗之33歳)。
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受験生の親御さん達が神田明神へお参りに行く際、
やはりこちらの甘酒を飲んでいかれるそうな。
そしてもうずっと、合格した子の親御さんは、天野屋さんへも御礼に来るとか。
天野「明神様に御礼に行く前に、ウチに来てくれるんですよぉ(笑)」
でも天野さんの笑顔を見ていたら、御礼に来たくなる気持ちも分かります!
昨年から【天野屋】さんでは【合格甘酒】も出しています。
東京に来る受験生は、ちょっとだけ足を伸ばして神田明神参道へ!
きっと甘酒の美味しさと、女将さん達の笑顔に受験の緊張が解けると思いますよ。
ちなみに今年は【神田祭】の年。天野屋さんお入り口にはそれは立派な【女神輿】が。
祭りの時はこの【女神輿】を女将さんも担ぐんだとか!
早速祭り好きのリンちゃんが反応すると、
天野「時期になったら皆さんでいらっしゃいな!法被貸してあげるわよ!」
みなさん、今年の5月のYAJIKITAは【神田祭】やります(笑)
さてさて、天野屋さんを後にした我々。
神田明神の話が出たのでOAとは関係ないのですが、
すぐ近くの【神田明神】へお参りする事にしました。何せ作家が後厄だ(笑)
神田明神はYAJIKITAでもその昔【江戸の風水を探る】の回で取材に行った場所。
平将門を祀る、江戸の鬼門を守る神社として有名なここで、
せっかくだから番組の発展と受験生の合格祈願もしようぢゃないか!と。
だから実際はOA分の御利益の他に、神田明神分も入ってるんですよね~。
僕らはお賽銭を入れ、粛々とお参りを済ませました。
井門「せっかくだからさ、皆でおみくじ引こうよ!」
一同「お~、良いですねぇ!」
ひょんな事からおみくじを引く事になったYAJIKITA一行。
“今年初のおみくじだ”と言うサリー。
今年後厄だと言って神妙な面持ちのリンちゃん。
“何か面白そう”という表情の古田くん。
意外と信心深い、井門P。
それぞれがおみくじを引くチームYAJIKITA。
一人一人がおみくじを開きながら「あ~」とか「う~」とか言っています。
最後のリンちゃんがおみくじを開いた時、実は奇跡が起こっていた事を僕らは知るのです!
何と…全員、吉!!
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ところがYAJIKITAで一番なきゃいけない旅行運にとんでも無い事が書かれていたのです!
井門P:益なし暫く待て
おいおい、番組プロデューサーがこれかよ…と項垂れていたら、リンちゃんが大笑している。
リンちゃん:色情を慎め
凄いです、さすが後厄の引きの強さは違う(笑)
恋愛運でも縁談運でも無い、全く関係の無さそうな旅行運で、
色情を慎めですから…。もうね、一同大爆笑。
これをきっかけに、古田くんからは、
【色情狂】とか【色魔】と呼ばれる始末。
YAJIKITA、リンちゃんを地方に連れていくのは暫く考えよう(笑)
ちなみにサリーに聞いた所“旅行運、とにかく良くないです…。”と拗ねてました。
賑やかな中で幕を閉じた【受験生応援企画!YAJIKITA的パワースポット巡り】。
冬の風が肌を刺す様な場所、エンディングは【聖橋】の上でした。
ここはね、秋葉原側を背にすると右手に【湯島聖堂】、左手に【ニコライ堂】、
足元には東京を代表する川【神田川】、そして中央線と丸ノ内線が交差する素敵な場所。
ちょっと視線を上に上げると、僕の母校の大学のタワーが見えたりして。
OAでは言わなかったんですけどね、受験の為に上京した最初の年に泊まったのがこの辺り。
右も左も分からなかったけど、大学が沢山あって、車の通りが多くて、
電車がいっぱい走る【御茶ノ水】という場所に凄く憧れたのを覚えてます。
橋の上から当時僕が泊まったホテルも見えたんだよなぁ。泣きそうになりました(笑)
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僕はあまりストレートにはいかなかった受験。
でもあの時に感じた事、あの時に覚えた事、これは今でも人生の宝物です。
勉強の事ばかりじゃないけど、あんなにいっぱい色んな事を感じられるのって、
きっと長い人生で18歳とか19歳が最高なんぢゃないだろうか。
良いなぁ、受験生。うん、良いぞ、受験生。
今なら皆はどんなものにだってなれる。どんな事だって出来る。
ただ目指す夢が大きければ大きい程、小さな過程が面倒臭くなるよね。
でも、どんな小さな過程でも諦めたらいけないんだ。
過程を諦めたら、夢は追えない。
受験生の皆の夢が叶います様に、その為にまず目指す場所に入れますように!
今回の旅で僕らはしっかりと祈願してきました。
神様が恐らく、多分、きっと(笑)後押ししてくれるはずです。
あっ、そうだ。
受験勉強で一番最後にする事、皆さん知ってますか?
試験開始前、最後の30秒で出来る最高の受験対策。
それはね、試験開始直前に、
今まで頑張った自分を思い出してあげる事。
念ずれば花開く!だったら誰よりも綺麗な花、咲かそうぜ!
負けるなよ、受験生!!
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