鹿児島の魅力再発見~霧島・指宿編~|旅人:中田美香

2011-09-24



さぁてと!
今回の旅の始まりは、坂本龍馬ユカリの場所からぜよー!!!

ニヤリ。

何を隠そう、ワタクシ、坂本龍馬と誕生日が一緒(龍馬、実は命日も誕生日と同じく11月15日)!

といっても・・・ワタクシ決して幕末の歴史に明るいワケではなく・・・。

そいでもって、龍馬の人物像に詳しいというワケでもない・・・のだが。

おいおい(自分ツッコミ)。

でも、幼い頃から同じ誕生日の著名人リストに龍馬の名前を発見しては、勝手に親近感を抱いておりまして(わかるでしょ、コノ気持ち)。

「龍馬伝」の放送などによって龍馬が改めてアツい注目を集めれば集めるほど、まるで自分が褒められているかのごとく嬉しくなってしまうという(爆)、いたって単純でおバカなワタクシ。

そういえば、今回の旅では思いがけず、街のアチコチに龍馬&お龍の幟やら銅像やらを発見し、そのたびにトビッキリ盛り上がっていたっけ。
フフン。

鹿児島の魅力再発見の旅、第2弾。
今回は、『霧島・指宿編』。

霧島をご一緒して下さったのは、FM鹿児島の“アイドル”こと、ありまゆきアナウンサー。

鹿児島を燦々と照らす太陽のような明るさ、元気いっぱいなありまちゃんとの女二人旅を堪能してまいりました。

 



 

 

 




ありまゆきアナウンサー(左)
龍馬と同じ誕生日の私(中)
薩摩龍馬会 理事長 中堀さん(右)







 

 



まず向かったのは、霧島にある「塩浸温泉 龍馬公園」。

こちら、日本で初めてとなる新婚旅行なるもので龍馬とお龍が訪れたという、かの地である。

これを記念して、昨年5月に特別公園としてオープンした。

 



 



 

















この日もワイワイ、ガヤガヤ、大勢の観光客で賑わってたぜよ。

龍馬資料館「この世の外」の中に入ってみると、「龍馬伝」の資料がズラリ!

中でも、龍馬が乙女姉さんに送ったという手紙が展示されていて、興味深い。

フムフム。

霧島に来た際の様子を、絵を交えてコト細かく説明されている!

また、「龍馬伝」で福山雅治さんが着用したという衣装が展示されているではないか。

ちょっと拝借して記念撮影をパチリ。

 



 



 










 




「凛々しい顔ぜよー」・・・・なりきってます。

ご案内頂いたのは、NPO法人 薩摩龍馬会の理事長、中堀清哲さん。

霧島の地は、龍馬が京都の寺田屋で受けた傷を癒す目的もあって、束の間の夫婦水入らずの時間を過ごしたという場所。

「さぞ、二人はラブラブだったのだろうなぁ~、ウリウリ」と思うと、どうやらそうでもなかったらしい。

中堀さん曰く「実は夫婦喧嘩をしたという資料が最近発見されたんですよ」。

えーっ!?

しかも、なんと龍馬が泣きながらお龍に「許してほしい」と懇願したトカ。

すでに尻に敷かれていたのだろうか・・・。

まったくもって、龍馬らしいエピソードだ(笑)。

 



 

 




龍馬とおりょうの像(塩浸温泉 龍馬公園内)









そんな二人の新婚旅行の道のりを辿る、「第16回龍馬ハネムーンウォーク」が、来年3月に開催。

このウォーキング大会は、龍馬とお龍の二人に思いを馳せ、霧島の自然や歴史を楽しむことが出来て、結婚1年以内の新婚夫婦が二人揃って参加された場合には、記念品もあるそうですヨ。

どーです???
そこの新婚さん!

でも、くれぐれも、いきなり夫婦喧嘩はしないように(笑)。

続いて。

龍馬がいたく感激して、乙女姉さんにその美しさの程を語っている「犬飼滝」へと足を運ぶ。

龍馬の手紙には「いんけんのた」と記されていた。

地元の方が発音すると、「いぬかいのたき」ではなく「いんけんのたっ」て聞こえるのかな?

中堀さんが、高さ36メートルの滝を一望できる見晴らし台に案内して下さった。

 




 



















 



清流が流れ落ちる部分のみゴツゴツした岩肌が見えていて、その周りには青々とした緑が生い茂る。

なんだか、その対照的な様に惹かれるワタクシ。

うん。

たしかに龍馬の「この世の外かと思われ候」という表現に合点がいく。

さらに、歴史深い「霧島神宮」まで足を運ぶ。

 



 



 




パワースポットしても注目をあつめる霧島神宮







霧島神宮の参道から見る桜島








「君が代」の歌詞に謳われている「さざれ石」









最近ワタクシの中で「行ってみたい場所ランキング」の堂々トップに君臨する高千穂。

その高千穂に降り立った、ニニギノミコトを祀っているのが、この「霧島神宮」。

境内には樹齢700年の杉の木が茂っていた。

 



 














わぁ~~!

 

 

でっかーい!!!
不思議なパワーがモクモク(ヘンな表現!?)出てるぅ~。

ありまちゃんとワタクシ、沢山のエネルギーをちゅう~にゅう~。

霧島のシメは、CMでもお馴染みの「旅行人山荘」にある露天風呂「赤松の湯」。

360度、見渡す限りのグリーン!グリーン!グリーン!

森林浴&リアル温泉入浴のW入浴でぃ!

 













 

硫黄の香り漂う源泉かけ流しの「赤松の湯」を思いっきり二人占めしながら、ありまちゃんと、あーだこーだとガールズトークも炸裂!

 

 











お肌ももちろんしっとりツルツルでございます。

イイネ!

旅行人山荘の客室には、錦江湾や桜島を一望できる部屋あり、デッカイ家族風呂が付いている部屋あり、フロントではお気に入りの色浴衣のチョイスも可能!

女子には嬉しいサービスがてんこ盛り<今度は、ぜひとも宿泊で来るぞーっ。

続いて、旅のパートナーがありまちゃんの先輩にバトンタッチ。

FM鹿児島の中村アナウンサーと一緒に「指宿」へと向かう。

本音は、JR指宿枕崎線を走る新車両「指宿のたまて箱(通称:いぶたま号)」で向かいたかったのだが、すでに満席。

 



 

 











 



せめて車両だけでも拝みたいとホームに急ぎ、発車の直前1分程度で車中見学!

木目調で、なんだかホテルのような造りになっている。

海側には一人用の座席が海に向かってカウンター形式に設置されている。





 
















おぉ、お客さんがビールで乾杯&くつろぎモード。
いいですなぁ。

車両は、山側が黒、海側が白というツートンカラーで、あの浦島太郎がモデルになっている。

玉手箱から出てくる煙にちなんで、扉が開くときにはミストがシュワ~っと出るらしい(笑)。

これ、体験してみたーい!!!

いぶたま号が出発するのを見送りながら、我々一行は車で指宿に急ぐ。

指宿では、ツルツルお肌計画アゲインで、今度は砂蒸し温泉を体験!!!

砂蒸し温泉といえば、海岸沿いでのダラ~っと寝そべるイメージだったが、今回入浴させて頂いたのは、贅沢すぎる宿「指宿白水館」。

 



 




「指宿白水館」








屋根付きのお風呂で、浴衣着用のまま入浴可能。

 “砂掛けさん”が丁寧に砂を掛けて下さり、もう至れり尽くせり。極楽じゃ~。

2~3分で、汗がタラタラ。キタ―。

4~5分経つと、汗がダラダラ。キタ――――!!!!

老廃物も脂肪もストレスも、ぜーんぶ汗でバイバイできたような・・・!?

 





















 

ただ寝ているだけで気軽だし、砂の程良い圧力が気持ちいいし、特に下半身がじんわ~り温まる>コレかなり効きます。まいります。ふぅ~。

砂から抜け出すと、江戸時代をイメージしたという大大大浴場で湯をザブッと浴びる。

ココロもカラダも爽快!快感!

ワタクシ、キレイさに磨きがかかったかしら・・・フフフ(自嘲気味)。

「指宿白水館」の「砂蒸し風呂」で疲れをとったあとは、敷地内にある「薩摩伝承館」にお邪魔。

薩摩焼など貴重な美術品の数々が展示され、薩摩の歴史を、まさしくアートを通じて学ぶことが出来る。

 

 




薩摩伝承館






 



そして、絢爛豪華な薩摩伝承館の美術館内には、イタリアンレストラン「フェニーチェ」が併設。

重厚な建物の中に、贅沢な空間が広がる店内で夕食を頂くことに・・・。

一皿一皿、季節を感じることができる鹿児島の食材。
ゆったりとした時間の流れ。

至福のひととき。





 













 
フと横に目をやると、そこには・・・短パン姿のミラクル吉武氏が、仕事の電話入れまくり。
ちょっとちょっとぉ・・・・チン。

アットホームなサービスで、カラダに優しい極上イタリアンを堪能させて頂きました。

 

 

あ~、ココもプライベートで必ずまた訪れたいなぁ~。

最後は、鹿児島空港から車で1分の所にある「バレル・バレー」を見学。

鹿児島県と言えば、焼酎がとても有名だが、その焼酎を製造している過程を見学できる施設がココにある。

しかし、今回の目的は焼酎ではない。

なんと、韓国のお酒“マッコリ”・・・・。

なぜ?????

実は、焼酎に欠かせない麹菌にその生涯をかけ、焼酎文化を作り上げた河内源一郎氏。

日本で生産されている焼酎の約90%近くは、この河内菌が使用されているのだが、韓国のマッコリにも河内菌が使われているそうなのだ。

その理由は、河内菌を発見した際に従業員だった韓国人が、本国に手土産としてこの菌を持ち帰り、そこでマッコリが出来たらしい。

まさか、マッコリの起源が鹿児島にあったとは!

バレル・バレーの生マッコリは、河内菌と乳酸菌のコラボで造られ、酵母が生きているうえ、乳酸菌がたっぷり入り、アミノ酸も豊富。
美容に欠かせない生きたままの菌が四種類も入っているのだそうだ。

また、麹の発酵から生まれるためなのか、甘みもとっても自然で爽やか。




 











 

 

迷わず2本購入!

しっかりと機内へ持ち込み、倒さないように大事に大事に持ち帰り、毎夜チビチビ頂いております。

あ~、そろそろ追加注文しなきゃ。

マイナスイオンを全身に浴び、新鮮で美味しい空気を思いっきり吸いながらの温泉に、蒸し風呂でデトックス、地産地蔵のイタリアンを堪能。

最後は「美」の味方、生マッコリを購入。

今回は、“女子力”もグ~ンとアップしたような・・・。

素敵なステキな旅でした。

大満足ッ♪