JUDAS PRIEST!PAINKILLER特集!

2012-02-12


painkiller

『メタルゴッド!JUDAS PRIESTPAINKILLER”特集』

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    ALL GUNS BLAZING  /  JUDAS PRIEST   

1曲目にお送りしたのは、1990年にリリースされたJUDAS PRIESTの名盤
PAINKILLER】から(ALL GUNS BLAZING)です。
暴力的な歌詞。分厚いツインリードギターの壁!
これぞへヴィーメタル!というようなボーカル!あぁ、聞く人を選びますねぇ。

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  NIGHT CRAWLER  /  JUDAS PRIEST  

さて、次にお送りしたのは、
1990年にリリースされたJUDAS PRIESTの名盤
PAINKILLER】から“NIGHT CRAWLER”です。

八分音符を正確に刻む2つのバスドラム。
稲妻のようなスネア。
ツインリードもベタですがとにかく見事!
メロディーラインをギターソロでなぞるところなんて、
本―――――当にベタベタでかっこよすぎます!!

曲の途中では、マイケル・ジャクソンのスリラーとか、
アリス・クーパーの曲みたいに、おどろおどろしい語りも出てきます。
うーーーん。ベタ最高!

さてさて、JUDAS PRIEST
ハーレーに乗って、スタッズのついた革ジャン着て、
もろアメリカ!って感じですが、
実はイギリスのバンドです。

1969
年、イギリスのバーミンガムで結成されました。
バーミンガムが鉄鋼の街でもあることで、バンドには“鋼鉄の”なんて
キャッチフレーズもついたりしますよね。

ボーカルは、もちろんロブ・ハルフォード!
つるつるでハイトーンのあの人ですね。
ギターは、KKダウニングとグレン・ティプトン。ベースはイアン・ヒル。
ドラムはしょっちゅう変わっています。

ちなみに、ペインキラー時はスコット・トラヴィスね!
RACER Xの超テクニカルで力強い、JUDAS史上最強のドラムです。

1974
年にマイナーレーベルからちょっとプログレなハード・ロックバンド
として
デビューしますが、バンド側に超不利な契約だったためアルバム2枚で
そこを離れて、
1977年にメジャーレーベルCBSと契約。
本格的な活動がスタートします。

1978
年には、初期の名盤『ステンド・クラス』をリリース。
その辺りから、音楽はより硬質で、
エッジのきいたハードロックになっていきます。

そう。それが徐々に
“へヴィー・メタル”と呼ばれていくんですね。

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  LEATHER REBEL  /  JUDAS PRIEST  

次にお送りしたのは、1990年にリリースされたJUDAS PRIESTの名盤
PAINKILLER】から“LEATHER REBEL”でした。

すげーバスドラ!!
ずっとドコドコドコドコ・・・。
よくコントロールできますよね。足攣りそーーー!!

さてさて、さっきの話の続きです。

1978
年のアルバム『ステンド・クラス』でへヴィーメタルバンドとしての
道を切り開いたJUDAS PRIEST

その後、あの名曲“Hell Bent for Leather”を収録した『殺人機械』、
そして、ついにイギリス・アメリカでブレイクするキッカケになった名盤
『ブリティッシュ・スティール』
Breaking the lawLiving after midnight収録>
などをリリースして、一気に人気バンドとなっていきました。

服装もスタッズ(ビョウ)付の真っ黒の皮ジャンに皮のパンツといった
格好になって、
ステージでは、ハーレーを乗り回して、
楽器隊は全員でフリを合わせる・・・
そういったへヴィーメタルの様式がどんどん確立していったんですね。

1982
年には、バンド史上最大のヒット作『復讐の叫び』もリリース。
このまま、メタル・ゴッドとして生き続けると思われました・・・。

が、

そこから結構苦労しますね。
“へヴィー・メタルは青少年に悪影響だ!!”
JUDAS PRIESTの曲のせいで子供が自殺した!”などなど、
様々な意味不明がクレームが、アメリカのバカなオバサンたちから続出。
裁判沙汰にもなっていきます。<もちろん、JUDASが勝ちました!>
<単に、これは保守派の選挙活動に使われただけ、のようですが。>
槍玉にあげられたJUDAS PRIESTの曲は、ラジオ、MTVで避けられて、
売上が急激に落ち込みます。
“ちょっとビビった”のか、楽曲も徐々にPOPになって、
往年のファンも離れていく・・・
という危機的状況。

そんな“JUDAS PRIEST包囲網”の中でリリースされたのが、
1990年のこの“PAINKILLER”。
JUDAS PRIEST IS BACK!!と叫びたくなるような、
こんな衝撃的な名曲から
アルバムはスタートしました。

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  PAINKILLER  /  JUDAS PRIEST  

お送りしたのは、1990年にリリースされたJUDAS PRIESTの名盤
PAINKILLER】からタイトルトラック“PAINKILLER”でした。

イントロのドラムソロでノックアウトされた!!
というメタル・マニア多数!!この1曲だけで、
このアルバムは名盤になったような
ものでしょう。すごいエネルギー!

今作から参加したドラマー:スコット・トラヴィスの若さが爆発してますね!
テクニックも凄い!2つのバスドラを自由自在に打ちまくってます!
当時はかなりモダンに聞こえました。

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分を超える曲で、ギターソロもとにかく長いですが、
スリリングな展開で飽きさせない!!
早弾きとかスウィープピッキングはいまいち弾き切れてなくて、
微妙にディレイで誤魔化してしますが、かっこいいからいーじゃないですか!! 

ちなみに、高校生だった山本太郎さんが、元気が出るテレビのダンス甲子園に
出た時のダンスの曲がこの曲でした。次の日、学校では、
JUDAS PRIESTと山本太郎さんの話でもちきりでした!!

さてさて、さっきの話の続きです。

JUDAS PRIEST包囲網”から、この“PAINKILLER”で見事復活した彼ら。
自身も“第2のデビュー作”と言っていました。

ただ、ここで1つのピークを迎えたバンドは、
バンドの象徴でもあるボーカリスト:
ロブ・ハルフォードを脱退!
という形で失って、迷走していきます。
ロブが復帰したのは2003年。

そこから、また力強くへヴィーメタル道を突き進んでいます。

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BETWEEN THE HAMMER & THE ANVIL  /  JUDAS PRIEST